2025年6月

大学
第4回:大学の知財ポリシーとは何か?〜ルールが大学知財の信頼性と透明性を支える〜

はじめに:なぜ「ポリシー」が重要なのか? 大学における知財活動を進めるうえで、「ポリシー(方針・ルール)」は土台となる存在です。 こうした問いに明確な指針がなければ、教職員も企業も安心して知財を活用できません。それは、知 […]

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大学
第3回:大学における「知財ガバナンス体制」はどう構築すべきか?

〜TLO、URA、知財部門が連携する仕組みと実践例〜 はじめに:体制なきガバナンスは機能しない 大学が知的財産を戦略的に活用し、社会に成果を還元するためには、単に理念や方針を掲げるだけでは不十分です。それを支える“体制” […]

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大学
第2回:知財ガバナンスの要「経営陣の関与」とは?〜大学トップの意思が、研究成果の未来を左右する〜

はじめに:知財ガバナンスは「経営の意思」から始まる 大学における知的財産活動は、もはや技術移転部門(TLO)や知財部門だけの責任にとどまりません。近年、大学の研究成果を社会に活かすためには、学長をはじめとする大学の経営層 […]

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大学
第1回:大学知財ガバナンスとは何か?──背景と意義を読み解く

■ はじめに 今、大学の「知」が社会や産業の未来を左右する時代を迎えています。世界中で大学発の技術・研究成果がスタートアップを生み、イノベーションの核となっています。しかし、日本の大学では依然として「知財が活かされていな […]

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スタートアップ
ものづくり白書2025年版がリリース ― 経営者が押さえるべき最新動向と知財・経営戦略 ―

導入 弁理士の黒川陽一です。 2025年版「ものづくり白書」が経済産業省より発表されました。本白書は、日本の製造業を取り巻く環境の変化、今後の成長戦略、そして国の政策支援を網羅的にまとめたものです。スタートアップや中小企 […]

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NEWS
知的財産特別授業「ペーパータワーでひらめきを形に!」栗東市少年少女発明クラブ

令和7年6月14日(土)、栗東市少年少女発明クラブにて「知的財産特別授業」を実施しました。今回は、当事務所の代表弁理士である黒川陽一が、関西会知財授業担当として講師を務めました。 ■ 授業の様子 毎年恒例となった栗東市少 […]

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未分類
【FA×知財シリーズ 第10回】未来のFAと知財~AI、IoT時代の新たな知財のあり方~

―データ、アルゴリズム、連携…複雑化する知財をどう守り、活かすか― FA(ファクトリーオートメーション)の現場は、AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)といった革新的な技術によって、かつてないス […]

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スタートアップ
【FA×知財シリーズ 第9回】FAスタートアップ・中小企業のための知財戦略の立て方

― 開発・販売フェーズ別の実践知財チェックリスト FA(ファクトリーオートメーション)分野でのスタートアップや中小企業が、限られたリソースの中でどのように知財を戦略的に活用すればよいのか。今回は、「開発」と「販売」の2つ […]

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スタートアップ
【FA×知財シリーズ 第8回】FA機器におけるライセンスと知財収益化の可能性

― 守るだけでなく“稼ぐ知財”へ FA(ファクトリーオートメーション)機器における知的財産(知財)は、これまで「模倣防止」「差別化の武器」としての役割が重視されてきました。しかし近年、特許やノウハウを他社に“使わせて収益 […]

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スタートアップ
【FA×知財シリーズ 第7回】FA企業の著作権活用法―マニュアル・ソフト・図面も「創作物」です―

「著作権」と聞くと、音楽や小説のような“文化作品”を思い浮かべるかもしれません。しかし、FA(ファクトリーオートメーション)の現場でも、知らず知らずのうちに多くの“著作物”が生み出されています。 本記事では、FAメーカー […]

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