【中小企業向け】人手不足時代の人材戦略:外部プロ活用のススメ
こんにちは、京都の弁理士・黒川です。
最近、中小企業の現場で、よくこんな声を聞きます。
「人は採用しすぎず、必要な部分は外部のプロに頼みたい」
そんな時代の流れにフィットするように、経営のスタイルも変わってきています。
1. なぜ今、外部リソース活用型経営が注目されるのか
かつては「正社員を雇って社内で完結する」が主流だった経営スタイルも、今では「少数精鋭+外部リソース」という柔軟な体制が支持されるようになりました。
特に以下のようなメリットが挙げられます:
- 採用や教育にかかる固定コストを抑え、身軽な経営ができる
- 社内にはない専門スキルを獲得することができる
- 人材不足を解消し機会損失を防ぐことができる
実際、中小企業庁の調査(2023年版中小企業白書)では、フリーランスや外部人材を活用している企業では、売上高増加率(中央値)が 9.5% にのぼり、「活用意向あり」の企業(7.7%)や「活用していない」企業(4.1%)と比べても高い傾向が見られました。
また、中小企業庁「2020年版 小規模企業白書」では、起業家の約46.2%がフリーランス起業であり、専門スキルを活かした柔軟な働き方が注目されていることもわかります。
つまり、外部のプロ人材をうまく取り込んで成果を出す、そんな経営のかたちは「新しい」というより、もはや“スタンダード”になりつつあるのです。
2. 外部人材を活かす経営に必要なこと
外部の専門家を活用するには、いくつかのポイントがあります。
- 自社の課題や弱点を明確にすること
- 信頼できるパートナーを見極める目
- 秘密保持や契約の基本的な体制を整えること
- 単発で終わらせず、継続的な価値につなげる設計
「雇う」のではなく、「つながる」。 その感覚が経営力の差につながる時代です。
3. 知財だって、“外部リソース”でいい ——「ちょこっとチザイ部」という選択肢
広報や法務と同じように、知財の分野にも「外部の専門家とうまく連携する」方法があります。
でも、「まだ特許や商標を出す段階じゃない」という企業も多いですよね。
そこで、弊所が始めたのが【ちょこっとチザイ部】。
- 特許・商標だけじゃない、契約や秘密保持、教育まで含めた知財まわり全般の支援
- 必要なときに、必要な分だけ
- 「これって知財?」「気になるけど誰に聞けば…?」そんな“ちょこっと困った”を一緒に考える
知財を“守る道具”から、“経営に活かす道具”へ。
その一歩をサポートする、外部知財部門として伴走しています。
まとめ:知財こそ「全部自前」でなくていい
スタートアップや中小企業が、限られたリソースで成長していくためには、 知財も柔軟に、外の力を借りる選択肢が必要です。
ちょこっとチザイ部では、そんな経営者の皆さんと一緒に、 「知財を経営に活かす」ためのサポートを行っています。
気になる方は、お気軽にご相談ください!
🧑💼 黒川弁理士事務所|代表 弁理士 黒川陽一(京都)
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